火曜日, 2月 03, 2004

人の業



自分の顔は一生直に見ることはできない。目を神経つないだままえぐってしまえば、見えるのかもしれないけどこの世の99%はまずそういうことはないだろう。自分の顔だけでなく、自分自身がどのようになっているかをわかるのは難しい。第三者から見るとおぞましい行為も簡単にやってしまう。それが顕著にでるのがこの節分という日だろう。


我輩の祖母が年女だったので近所の神社で豆なり、のりを投げることになっていた。母も父も行けないので代わりに祖母の写真を撮りにごったがえす神社に行った。豆まきはすでに始まっていて、豆をまく人の周りに多くの人が詰め寄っていた。100、200人ばかりいたのだろうか。それが集団となって、投げられる豆やみかんを手にするために手を上げ、奪っていく。小さい子もいるのにお構いなしの大人。完成をあげ、中には横取りするものもいる。



おぞましい。



遠くからこの光景を見ていると、地獄のそれのようだ。鬼が浮き彫りになる瞬間。人の業を感じる瞬間。。